アフタヌーンコンサート&
思い出写真展



当日は朝からどんよりとした曇り空。「夕方からは雨」という予報のなか、また、ゴールデンウィーク中の日曜日という条件下にもかかわらず、会場には80名を超える方々にお越しいただきました。本当にありがとうございました。

 コンサートに先立ち、富士見市日中友好協会の岩本喜直会長から上陽希望小学校と友の会の歴史、友の会解散に至った経緯などが報告されました。また、ふじみ野小学校と山西省豆村小学校との新たな交流が始まったことが紹介されました。最後に、今年は日中国交正常化50年、富士見市の市制施行50年、埼玉県と山西省が友好県省を締結して40年であると同時に、沖縄が本土復帰をして50年という記念の年であり、新たなスタートの年でもあること、そうしたことを念頭に、新たな学校との交流に引き続きご支援をと呼びかけました。
 コンサートの第一部は古澤奈々子さんのフルート、田中友子さんのチェロ、笠原紀子さんのピアノです。皆さん馴染みの曲をたくさん演奏していただきました。最後の「小さな世界」では中国らしさをと、にわか作りの銅鑼(実はケーキを焼く釜)で古澤さんの





お孫さんの遼一さんが参加。ぴったりのタイミングで打ち鳴らされると、会場はどよめきとともに和やかな空気に包まれました。

 休憩をはさんで第二部は宇野ゆうこさん。「オー・シャンゼリゼ」で元気よく始まり、MCでは会場の笑いを誘うなど、楽しいコンサートの予感。そのままの雰囲気で「サザエさん一家」、そして一転、母から子への「愛の贈り物」、越路吹雪さんのために書かれた編曲で「サン・トワ・マミー」、「ろくでなし」のシャンソンを2曲。続いてブラームスの交響曲が原曲の映画音楽「さよならをもう一度」、中島みゆきさんの「誕生」と情感たっぷりに歌い上げました。ラストはお馴染み「サザエさん」。まさに宇野さんの世界に浸るコンサートで、皆さん大満足の様子でした。

 思い出写真展は1998年から2022年までを五つの年代に分けて、それぞれの期間の主な事業を写真で紹介。「懐かしい方がたくさん写っていて当時を思い出した」という感想をいただきました。